君の事を思い出しました。

出会ったきっかけの人の言葉。
君がくれた手紙。
いくつもの思い出。

さよならしてから随分たつのに、
あちこちに欠片が残っていて。

ほんとうに大好きでした。
今は幸せになってほしいと願ってます。
これからもきっと大切です。

感情が欠けて、
心が削られて、
手足は重くて、

気がつけば歩みを止めていた。

動けないの。
動きたくないの。
私のことは忘れて。
ここにいたくない。
もう放っておいて。

私が消えても誰も気にしないでしょう？

ここにいる理由、なんて
求めれば求めるほど虚しくなるだけ。

寂しい、
さびしい、
サビシイ、

感情の波に溺れて、
沈んでいく。

ただいま。

心を吐きだす場所。

ひとりの孤独、

輪の中の蠱毒。

贋物でしか見られない

ほんとうの夜空。

甘い言葉ばかり囁いて、

君は私を如何しようと言うの？

冬のとろりと鈍い陽が君を包む。
ひどく優しい世界に、
コトリ・・・、と。

こころがうごいた。

君とみられたらよかったのに。

　・・・・・・、あいたい。

歩いてきた足跡。

君に溺れる。

膝を抱えて、うずくまる。

愛を与えられないから、
恋をぶつける。

君に伝えようとした言葉は、

喉の奥で詰まって消えた。

君が泣いているみたい。

君の名残が愛しくて、

・・・いたい。

おめでとう。

幸せに、なってね。

温度のない、孤独。

静かに壊されて、

貴方の色に染められてゆくの。